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海外文学
カミュ作のペストは、コロナ禍で生きた全人類が読むべき感染症文学である
今回は災禍のたびに読み直され現代の古典と言われている不朽の名作、アルジェリア生まれのカミュが1947年に出版したベストセラー作品ペストを紹介します。 タイトルで言い切りましたが、本当にこの作品はコロナ禍で生きている私達なら誰でもが共感でき... -
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カミュの異邦人とシーシュポスの神話を読んで、不条理文学と不条理哲学を考える
カミュの「異邦人」と「シーシュポスの神話」は、セットで読むことをオススメします。 なぜなら「異邦人」で感じた違和感を「シーシュポスの神話」で探究すること、これこそがこの作品を味わいつくすのに必要だからです。 海水浴や太陽がストーリーに出て... -
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ミヒャエル・エンデの名作モモを読んで、自分の生き方と時間について考えた
今回は、ドイツの児童文学作家であるミヒャエル・エンデのモモを読んだ感想と、読後に私が考えたことをまとめます。 この作品は子供の頃に一度は読んだことがある人が多いと思いますが、アラフォーの私はこの歳まで読んだことがなく、もっと早く読んでいれ... -
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ヴァージニア・ウルフの波 新訳版を読んでモダニズム文学を知りました。
2021年の6月に出版されたこの「波」は、45年ぶりの新訳なのだそうです。 私はこの新訳版が初めて読むウルフ作品だったので、技法もさることながら、こんな小説があるのかと驚きとともに これが20世紀モダニズム文学なのだなと認識をした次第です...
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