プラトンの饗宴、澁澤龍彦の快楽主義の哲学、高原英理のゴシックハート、池田晶子の41歳からの哲学を読んだ感想

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本のタイトル4冊

今回は私が最近に読んだ本でオススメの4冊をまとめてご紹介します。

†黑ミリ†

どれも肩肘張らずに読めるもので、色々なことを考えるきっかけになる、そんな本です。

目次

饗宴の感想

美しい愛とは何かを考えさせられる作品でした。対話形式で繰り広げられるストーリーは読みやすく、古代ギリシャ時代の少年愛についても知ることができた。ギリシャ神話を知っているとより理解ができると思います。この中にでてくるディオティマの話が一番心に残りました。

この本は、プラトンの哲学や古代ギリシャ神話の知識がなくても読めますが、知っていたらより理解が深まると思うのでまた勉強した際に再読したい作品です。

古典作品なので他の版でも出版されていますが、私は新訳でしか読む自信がありません・・。比較的この古典新訳文庫のシリーズは読みやすいのでオススメです。

解説もたっぷりあるので、本編を読み終わったあとでもう一度深く掘り下げることができて良かったです。

印象に残った言葉

ならば、エロスが子を生むことを求めるのはなぜか。それは、死をまぬがれぬ人間にとって、生むという営みは、永遠と不死にあずかる手段だからだ。

饗宴 138ページより抜粋

ギリシャ神話の神々が会話の中に色々出てくるので、キャラクターに精通していると、もっと面白く読めます。

ギリシャ神話のキャラクターについての本はこちら

快楽主義の哲学の感想

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堅苦しい文章を想像してたのですが、この本は面白い先生のお話を聞いているような感覚でサラッと理解ができました。内容はサラッとしていませんが・・。万人受けするような思想ではないにしろ、快楽主義、デカダンスを知りたい自分にとっては大変面白く読めました。

この本は、文庫版は1996年、単行本は1965年に出版されているものになります。

自分が生まれる前の時代の話はよく分からなかったけれども、澁澤龍彦氏の思想には共感できた。

第三章で日本のデカダン文学として太宰治、坂口安吾、田中英光に少し触れていて、それらを読みたくなりました。

同じくこの章で取り上げられた作品で読みたいと思ったのは、ユイスマンのさかしまと、ペトロニウスのサチュリコンです。

特にこのさかしまは、澁澤龍彦氏の翻訳なので読むべき

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ゴシックハートの感想

私が無学なのでちょっと難しい言葉や知らなかった言葉が色々ありましたが、概ね分かりやすくゴシックとは何かというのが言語化された作品です。自分の知りたかったことがわかってこの中で取り上げられた作品も興味深いものばかりで、私の小さなゴシックハートが震えた。

闇属性に生きる者達にとっての心のバイブルとなるような本であります。

因みに先に紹介したプラトンの饗宴と、澁澤龍彦の他作品がこのゴシックハートの中で取り上げられていて、その他にもゴシックに関する漫画や小説、映画、絵画などがたくさん出てきます。

巻末に参考文献一覧が載っているので、改めてその作品にも触れてみようと思います。

ゴシックハート以外にもこんな本があります

41歳からの哲学の感想

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自分で考えて気づいて知ったことでないと、その人間の血肉にはならないということがわかって、改めて考えることを止めてはいけないと痛感しました。死生観や言葉に対する考え方などに共感でき、私も41歳になってそれらに真摯に向き合いたいと思いました。読めて良かったです。

この本の著者は、専門用語を使わずに、哲学するとはどういうことかを日常の言葉で語ることに定評があるとのことです。

読んでみて本当にその通りで、素人にもわかる言葉で語られていたので自分の中にすんなり浸透していきました。

心に刻むべき言葉に出合うことができました。

印象に残った言葉

あるいは、「知る」ということと「わかる」ということは違うことだと言うこともできる。

たくさんの情報を知っていたところで、それがどういうことなのかわかっているわけではない。

何であれ、それがどういうことなのかわかるためには、自ら考える以外はない。

41歳からの哲学 61ページより抜粋

言葉なんて、タダだし、誰でも使えるし、世の中は言葉だらけだし、なんでそんなものが価値なのだと、人は言うだろう。しかし、違う。

中略

安い言葉が安い人間を示すのは、誰もが直感している人の世の真実である。安い言葉は安い人間を示し、正しい言葉は正しい人間を示す。

それなら、言葉とは、価値そのもの、その言葉を話すその人間の価値を、明々白々示すものではないか。

だから人は言葉を大事にするべきなのである。

41歳からの哲学 67ページより抜粋

続編もあります

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†黑ミリ†

4冊とも、読めば読むほど他にも読みたい本が増えていき、自分の興味が大きく広がりました。こんな風に、読書の世界は果てがないのであります・・・

最後までお読みいただきありがとうございます。


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この記事を書いた人

† 黒本 未莉 くろもとみり †


† 1982年 東京生まれ  


† 高校中退の元書店員、現在は夫と二人暮らし。
 
 本が好き。

 読書の魅力を、自分の言葉で伝えていきたい。

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